しばはら卓球場のレッスンに関しての考え
当教室の「約束ごと」や「ご遠慮ごと」、またレッスンに関しての考え等を記載します。
当教室のレッスンを検討されている方は必ずご確認ください。
レッスンの掛け持ちの禁止
指導者が二人…。
- A先生は「こうしい」
- B先生は「ああしい」
…と、全く違うことを言われることもあるでしょう。
教え方は千差万別ですから。
A先生の前ではA先生の言うこと、B先生の前ではB先生の言うことを、とりあえずやる。
そんな器用なことできますか?
レッスン生にとっても、それが良いこととは思えません。
「両方のいいところを採用すればいい」という考えの方もいますが、私の中ではあり得ません。
では、A先生に「そこはB先生はこう言っていた」というべきでしょうか?
実はこれ、恐らく指導者が一番カチンとくるセリフです。
でも、ド正直にそういう発言をするレッスン生も居ると聞き及びます。
でも普通の感覚では、面と向かってそんなことを言える人は少ないでしょうから「心は上の空」でレッスンを受けることになるでしょう。
先生たちも面と向かって言わないまでも、自分のいうことを信じて、
- 必死に食らいつくレッスン生と、
- 先ほどのような考えのレッスン生
と、どちらに熱意を持って指導できるかは、火を見るより明らかです。
特に個人レッスンの掛け持ちなどあり得ません。
指導者だって機械じゃない、人間なんです。
「お金を払っているから何をしてもいい」のではないと思うのです。
私は卓球にセカンドオピニオンは不要だと考えています。
指導者同士の内々の話、本音は…
「まぁ、金儲けって考えたら掛け持ちでも受けるけど、正直テンション上がらんなぁ」
…なんです。
特に私はお金儲けは二の次なので、掛け持ち指導は遠慮させてもらっています。
当卓球場では子供(レッスン生)は親(指導者)を想い、親は子供を愛するような、一途な人間関係を目指しています。
過去に3ヶ所以上で指導を受けてきた人
いわゆる「渡り鳥」です。
上手くなっているという実感があったら渡り歩いたりしません。
上達しないことを指導者のせいにする方が多い様に感じます。
あなたが上達しないのは本当に指導者のせいでしょうか?
指導者の言うことを必死に聞こうと努力されたでしょうか?
同じ指導者で、上達している他のレッスン生はいないでしょうか?
多少の『合う、合わない』もあるでしょうが、3ヶ所行けば、上達するかしないは本人の力量であることはわかるはずです。
そのような理由で、当教室では過去に3ヶ所以上で指導を受けてきた人の指導は遠慮しております。
石の上にも3年です。1ヶ所で3年は頑張りましょう。
当教室では、できれば3年は一緒に頑張りたいと考えています。
でも、10年も15年も習うものでもないとも考えます。
特にご婦人に多いのですが、(私、卓球を習ってるざーます!みたいな)習っていることに納得していて、ここ数年は全く上達がなく、新しく始めた人に抜かれることが多い…。これ、もったいなくないですか?
他の卓球場の個人レッスンは1時間:3000~5000円ほどでしょうか、決して安くはありません。
私は「もう上達しないだろう」あるいは逆に、私の指導ではマックスのところに来たレッスン生さんに、卒業を勧めることもしばしばです。卒業を勧められたらショックと感じられる方もいますが、それも親切な対応と思っています。
指導が長期化(私は「煮詰まる」と呼びます)すると、毎回注意する点は同じになってきます。
あとは本人が意識するかしないかだけ…です。
意識できない(しない)人は上達しませんし、できる人は3年も必要ないかもしれません。
ネット界隈やSNSでは「卓球教室とかレッスンなんて何の役にも立たない」と言っている方もいますが、『意識なきところに上達なし』と考えます。